シンプルなメンテナンス
当社のハブはノーツール技術で知られています。私たちは、エンドキャップに少し変更を加えることで、このシステムをさらに改善し、メンテナンスをより簡単にする方法を発見しました。
詳細はこちらノッチを内蔵した新開発のエンドキャップ形状により、分解手順が大幅にシンプルになり、メンテナンスがさらに容易になりました。
フリーハブボディの変換
分解が簡単になり、変換手順がシンプルになりました。
詳細はこちらノーツールコンセプトにより、別のドライブトレイン規格に数秒以内に変換できます。DT Swissラチェットシステムのすべてのハブが変換可能です。
軽量化
信頼性が向上するだけではありません。ラチェットとネジ付きリングを統合することで、システムの単一部品の数が減り、重要なメリットが得られます。
詳細はこちら以前のラチェットシステムでは、内側のラチェットがハブシェルに固定されていなかったため、正常に動作させるには2本のバネが必要でした。Ratchet EXPハブでは、ラチェットとネジ付きリングを統合することで、耐久性が増えただけでなく、コンポーネントの総数も減りました。使用するバネが1つだけなので、結果的にフリーハブシステムの軽量化が実現しました。
摩耗の減少
円筒バネを1つしか使用しないことで、より素早くかみ合い、信頼性が向上しました。
詳細はこちら以前のシステムでは、2つのラチェット間の正しい角度を確保するために、円錐バネが2つ必要でした。RATCHET EXPの内側ラチェットとハブシェルの間の接続を固定することで、内側ラチェットが常に正しい角度に調整されます。これにより円筒バネ1つだけの使用で済むようになり、より素早くかみ合い、信頼性が向上しました。
優れた信頼性
ラチェットがしっかりとかみ合うことで大きな接触面が生まれ、表面圧力が下がることで優れた信頼性がもたらされます。
詳細はこちらラチェットシステムのハブが優れている点は、各ラチェットのすべての歯が、毎回同時に噛み合うことです。ポール(爪)ハブの場合、かみ合い面積は比較的小さくなります。ラチェットシステムでは、前面全体がかみ合うため、点荷重が非常に小さくなります。その結果、ラチェットシステムの驚異的な信頼性が生まれます。
ベアリング寿命の延長
ベアリングをネジ付きリングに統合することで、ベアリング距離を最大化することができます。距離が広がることで軸のサポートも増え、結果的にアクスルのたわみが減り、ベアリングが保護されてその寿命が長くなります。
詳細はこちらベアリングの距離はフリーハブシステムのサイズによる制限を受けます。以前のシステムでは、ドライブ側のベアリングをネジ付きリングの隣に配置する必要がありました。そのため、距離を増やすことは不可能でした。ドライブ側のベアリングをネジ付きリングに組み込むことで、ベアリング距離が大きくなり、軸の剛性が15%向上しました。
RATCHET EXP
テクノロジー
Ratchet テクノロジーは以下の製品で活用されています。