好きなコンポーネントが選べたら、どのようなホイールを作りますか?
私たちはこの質問を自らに問いかけ、マウンテンバイク愛好家がカスタムホイールを作る際に使用するコンポーネントについて詳しく調査しました。
XR 391
当社のクロスカントリー製品ポートフォリオの主力製品であるXR 391は、素早く加速するホイールを目指して開発されました。そのために軽量さを重視し、リム内側の幅を25 mmとしています。これにより、慣性モーメントが低くなります。
XM 481
XM 481はオールマウンテンリムです。重さと耐久性のバランスが取れた、30 mm幅のアロイリムの開発を目指して生まれました。EX 511と同じく、XM 481はASTMランク4と評価されていますが、その最大システム重量は10 kgも軽い120 kgです。この違いは、わずかに薄くしたサイドウォールによるもので、約50 gの軽量化により効率的な加速を実現します。
EX 511
EX 511は最も頑丈なリムの1つです。これは溶接接合だけが理由ではなく、特別に開発されたリムプロファイルにも秘密があります。このリムは現代のエンデューロレース向けに設計されています。また、本来の開発目的とは異なるものの、最速のダウンヒルレーサーがレースにこのリムを使用する場合もあります。つまり、EX 511はとにかく強いということです。30 mmの内幅は、人気のある同シリーズのEX 471よりも広くなっています。
350 ハブ
DT Swiss 350は、当社の有名なラチェットシステムを搭載しています。このラチェットシステムのハブが他と異なるのは、2つのラチェットのすべての歯が同時にかみ合い、広い接触面が生まれることで大きなトルクを伝えることです。前面全体がかみ合うため、点荷重が非常に小さくなります。その結果、ラチェットシステムの驚異的な信頼性が生まれます。
ノーツール(工具を使用しない)コンセプトから生まれたこのハブは、メンテナンスがしやすく、フリーハブボディは工具なしで変換できます。
新しい1700 SPLINEでは、350は36T Ratchet SLシステムにアップグレードされました(SLとはSuper Lightweightの略で、削り出しラチェットによって軽量化を実現したことを意味します)。かみ合い角度が10度に低減され、これが信頼性、重量、力の伝達に関して絶妙なポイントとなっています。
DT Competition
コンペティションスポークは、DT Swissのスポークラインナップの中で最も汎用性の高い製品です。DT Competitionは、特殊な冷間鍛造工程によってその特別な強さを獲得しています。DT Swissが開発した特許取得済みのこの工程は、スポークの直径をダブルバテッド加工する際に使用されます。振動するハンマーをワイヤーの周りで回転させることで、
スポーク材料が圧縮され、直径が小さくなります。この冷間鍛造工程は材料を硬化させると同時に、良好な延性も確保します。その結果、接合部分が細くなることで軽量化が実現し、ヘッドとスレッドが強固になるため、耐久性が高いスポークが生まれました。極めて高い耐久性が得られるだけでなく、中央部が細いことから、直径が一定して2.0 mmのスポークよりも軽量です。
これで何を作る? |
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